派遣と正社員の仕事について

正社員との違い

派遣を英語にすると、「temporary worker」です。
直訳すれば、「一時労働者」ということです。
つまり、必要時に派遣として働くことができる労働者ということでしょう。

これに対し、正社員とは、会社に正規に雇われる労働者を意味します。
言わば、「regular worker」となります。
また、必要時に雇われる労働者であるため、仕事がある時に限り、派遣会社の社員と見なされます。
しかし、正社員は、常時雇われる労働者であり、仕事があってもなくても、ある会社の労働者ということです。

冷静な視線で見つめる

このような違いがあるため、不安定雇用の象徴のように語られています。
リーマンショック後に、製造業を中心に、派遣としての契約が終了した大量の人たちが現れました。

けれども、この雇用形態は、必要時に働ける人が適切とされ、それなりの技術を持っている人が対象でした。
派遣法成立時に認められていた職種には、プログラマーや翻訳、通訳などに従事する人たちです。

つまり、スキルがあれば雇用を失わないと見込める人たちが対象でした。
それが徐々に広がり、小泉政権時代には、規制緩和の一環で、製造業にまでその範囲が広がり、結局世界同時不況で、派遣に関する問題が出てしまったということです。